2015年5月4日月曜日

Linux ブートローダの設定項目

Linux のLILO(Linux Loader)の設定ファイルは /etc/lilo.conf

項目 設定項目
boot LILOをインストールするデバイス
map マップファイル
prompt ブートプロンプト
timeout ブートプロンプトの表示時間
default デフォルトで起動するカーネルのラベル名
image カーネルのイメージファイル
label ブートイメージのラベル名
root ルートファイルシステムパーティション
read-only ルートファイルを読み取り専用でマウントするかとか
other Linux以外のOSがインストールされているパーティション
table otherを設定時されたときに、そのOSがインストールされているデバイス
initrd カーネルと共に読み込む初期RAMディスクイメージ

Lilo.confファイルの設定例:
boot=/dev/hda
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=50
message=/boot/message
lba32
default=linux

image=/boot/vmlinuz-2.4.0-0.43.6
 label=linux
 initrd=/boot/initrd-2.4.0-0.43.6.img
 read-only
 root=/dev/hda5

other=/dev/hda1
 label=dos


/etc/lilo.confファイルの設定を変更したら、その変更内容をシステムに反映させるには、実行すべきコマンドは/sbin/lilo

 LILOのインストール先は主に以下の三つです。
 ① Master Boot Record (略:MBR)
  ハードディスク上の特別な領域で、MBRにLILOを配置することで、素早くブートすることができます。
 ② ハードパーティションの先頭セクタ
 ③ フロッピーディスク  
 ハードディスクに障害が発生してLILOが起動できないような場合は、フロッピーディスクにインストールしたLILOからLinuxを起動することができます。

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