Linux のLILO(Linux Loader)の設定ファイルは /etc/lilo.conf
項目 |
設定項目 |
boot |
LILOをインストールするデバイス |
map |
マップファイル |
prompt |
ブートプロンプト |
timeout |
ブートプロンプトの表示時間 |
default |
デフォルトで起動するカーネルのラベル名 |
image |
カーネルのイメージファイル |
label |
ブートイメージのラベル名 |
root |
ルートファイルシステムパーティション |
read-only |
ルートファイルを読み取り専用でマウントするかとか |
other |
Linux以外のOSがインストールされているパーティション |
table |
otherを設定時されたときに、そのOSがインストールされているデバイス |
initrd |
カーネルと共に読み込む初期RAMディスクイメージ |
Lilo.confファイルの設定例:
boot=/dev/hda
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=50
message=/boot/message
lba32
default=linux
image=/boot/vmlinuz-2.4.0-0.43.6
label=linux
initrd=/boot/initrd-2.4.0-0.43.6.img
read-only
root=/dev/hda5
other=/dev/hda1
label=dos
/etc/lilo.confファイルの設定を変更したら、その変更内容をシステムに反映させるには、実行すべきコマンドは/sbin/lilo
LILOのインストール先は主に以下の三つです。
① Master Boot Record (略:MBR)
ハードディスク上の特別な領域で、MBRにLILOを配置することで、素早くブートすることができます。
② ハードパーティションの先頭セクタ
③ フロッピーディスク
ハードディスクに障害が発生してLILOが起動できないような場合は、フロッピーディスクにインストールしたLILOからLinuxを起動することができます。